IT資格を勉強する前に覚えておきたいこと

@有効な資格から取得していく

IT系の資格取得を目指す際に、

どの資格から勉強するか迷ったことはないでしょうか?

 

私もIT系の資格を調べた際に、

・何から勉強したらよいのか?

・この資格は社会的に有用なのか?

などと迷った覚えがあります。

 

IT系と一括りにしても、勉強をする範囲は非常に広く、

全てを勉強し取得するとなると、時間と資金を多く消費します。

 

有効な資格を効率的に取得し、活用していきたいところですね。

これからIT系の資格の取得を目指す人の参考になればと思います。

 

@資格の種類について

〇大きく分けると2種類

IT業界だけではありませんが、

資格を大きく分けると2つに分類することができます。

・国家資格

・民間資格(ベンダー資格・ベンダーニュートラル資格)

 

両方とも取得に関して、メリット・デメリットがありますが、

これからIT系の職種に就く方は、「国家資格」から取得するのがオススメです。

 

〇国家資格とは?

国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力、

知識が判定され、特定の職業に従事すると証明される資格です。

 

IT系の国家資格として、

独立行政法人 情報処理推進機構 が行っている資格があります。

 

代表的ななものとして

ITパスポート

基本情報技術者試験

応用情報技術者試験

などがあります。

もしかしたら、聞いたことがあるかもしれませんね。

 

これらの国家資格は、

・資格に有効期限がなく、更新などもない

・民間資格に比べ、受験費用が安い

・ネット、書籍など、勉強方法が豊富

・社会的に浸透している資格である

といったメリットがあります。

 

勉強がしやすく、取得後の恩恵も受けやすいため、

これからIT系の職種に就くことを考えている方が最初に取得するのにオススメです。

 

既にIT系の職種に就いている方でも、

履歴書にも記載できるので、転職時にも役に立ちます。

 

〇民間資格(ベンダー資格・ベンダーニュートラル資格)とは?

ハードウェアやソフトウェアなど、

販売やサービスを提供しているベンダーが実施している資格です。

主に自社製品についての試験となります。

 

国家資格とは異なり、非常に狭い分野での資格となりますが、

特定分野に見識があることの証明となりますので、即戦力としての証明となります。

そのため民間資格は、自分が将来目指したい職種の資格を集中的に取得するのがオススメです。

 

例を挙げると、ネットワークエンジニアになりたいのなら、

ネットワーク関係の機器を取り扱っているCISCO(シスコ)という会社があります。

 

CISCOは、ネットワーク機器の分野でシェア率1位の企業なので、

資格を取得することで、市場価値が高くなります。

 

これら民間資格は、

・特定分野に特化した資格である

・資格を取得することで、市場価値を高めることができる

といったメリットがあります。

 

しかしながら、

・国家資格と比べ、受験費用が高価

・資格に有効期限があるものが多い(3年ごとに更新が必要など)

などのデメリットがありますので、自分の職種にあったものの取得がオススメです。

 

@国家資格から民間資格を取得するのがオススメ

国家資格は、IT系の知識は満遍なく勉強することができ、

資格を取得した後のメリットも多くの企業で受けることができます。

 

そのため、国家資格を主軸に勉強を進め、

自身が今後、活躍したい分野での民間資格を勉強するのがオススメです。

 

Author: Kuroda

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